TABLE SCORE

ゲームレポート

　予選リーグ、美郷（秋田県）と橋北（三重県）の対戦。
　第１Ｑ、両チームともハーフコートマンツーマンでスタート。２分間無得点の状態が続いたが、美郷が＃６、＃５の３Ｐシュートでリズムを掴み抜け出す。対する橋北は＃４、＃６の息の合った連携で得点を重ねる。１３－１２美郷リードで第１Ｑ終了。
　第２Ｑ早々、橋北が＃１０の得点で逆転する。これを受けて美郷は早めのタイムアウト。この判断が功を奏し、その後は＃１２、＃１５の得点で流れを引き戻す。２６－２２で第２Ｑ終了。
　第３Ｑ、はじめのプレイで橋北＃４が負傷する。これにチームは奮起し、＃６のバスケットボールカウントや＃１３のミドルシュートなどで逆転に成功。ファウルが嵩んだ美郷は苦しい展開となる。復帰した＃４の好守が光った橋北がリードを守り、３９－４３で第３Ｑ終了。
　第４Ｑ、橋北は＃６が３連続得点し突き放しにかかる。美郷はディフェンスラインをオールコートに押し上げ、スティールから得点を重ねる。橋北は＃５の３Ｐシュートで逃げ切りを図るが、美郷のディフェンスの圧力に対してミスが増え、残り１分で同点となる。両チームとも最後まで気迫あふれるプレイを見せるが、橋北＃４の得点で勝負あり。最終局面でも落ち着いてパスをつないだ橋北が６３－６６と逃げ切った。
　怪我を押して試合の出場した橋北＃４の気迫と、＃４のプレイに奮起したチームメイトの信頼が生んだ勝利となった。