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【現地レポート:第1日】地元・和歌山勢は男子・吉備が決勝トーナメントへ。男子・楠見、女子・紀之川は予選リーグで涙

 和歌山県開催の「令和元年度全国中学校体育大会 第 49 回全国中学校バスケットボール大会」が 8 月 23 日 (金) に初日を迎え、全国のブロック予選を勝ち抜いた男女各 24 チームが熱戦を繰り広げた。

 予選リーグ男子では初出場の新潟柳都 (新潟・北信越1位) が全中優勝 2 回を誇る西福岡 (福岡・九州 2 位) 相手に序盤から快調に得点を重ねると、終始リードを保ち 59-50 で勝利を飾るなど 2 勝をあげて決勝トーナメント出場を決めた。

 予選リーグ女子の注目の一戦となった近畿 1 位・京都精華 (京都) と関東 1 位・八王子一 (東京) の対戦は「初戦の沼津戦 (静岡・東海 3 位) で苦しんだことで、選手たちの気持ちにスイッチが入りました」と山本コーチが語った京都精華が 71-48 で勝利をあげた。

 地元和歌山から出場の 3 チームは、近畿ブロック予選で出場権を得た男子・吉備 (近畿 3 位) が葵 (愛知・東海 2 位) から 1 勝を挙あげ決勝トーナメント進出を果たしたが、開催地出場の男子・楠見 (写真上) と女子・紀之川は 2 敗 (写真下) で涙をのんだ。「初の全国大会を和歌山で開催できたので、何とか 1 勝をあげて決勝トーナメント進出を果たしたいと思っていましたが、力が及びませんでした」と津田 (徳島・四国 2 位) との接戦を 54-58 で落とした紀之川の本田コーチは悔しさをにじませた。

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