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【現地レポート:第2日】手に汗握る展開が多発した決勝トーナメント初日 前年王者 2 校は接戦をモノにし 4 強入り

 8 月 24 日、和歌山県開催の「令和元年度全国中学校体育大会 第 49 回全国中学校バスケットボール大会」の 2 日目。ベスト 4 進出をかけ、決勝トーナメントの 1、2 回戦が行われ、男子 3 試合、女子 2 試合が延長戦となるなど、白熱した 1 日となった。

 男子の 1 回戦では関東 1 位の八千代松陰 (千葉) を北信越 2 位の布水 (石川) が延長で下し、地元・吉備 (近畿 3 位) は延長で東海大菅生 (関東 3 位) に涙をのんだ。また、準決勝進出をかけた 2 回戦ではビッグマンを数人そろえる浜松開誠館 (静岡・東海 3 位) を古田 (広島・中国 1 位) が 54 – 50 で破っている。
 布水、東海大菅生は、2 回戦でそれぞれ中村学園三陽 (福岡・九州 3 位)、実践学園 (東京・関東 2 位) に接戦の末に敗退し、準決勝進出とはならなかった。

 女子は 2 回戦で高南 (大阪・近畿 2 位) とれいめい (鹿児島・九州 2 位) が延長に。最後にフリースローを決めた高南が 75 – 74 で逃げ切りを見せた。そして、最も注目の一戦となったのが八王子一 (東京・関東 1 位) と京都精華 (京都・近畿 1 位) の優勝候補対決。前日の予選リーグでも対戦し、京都精華が圧勝を遂げていたが「実力差はなく、いつも競り合いです」と京都精華・山本監督が語っていたように、前日とは打って変わったし烈な競り合いとなった。

 試合は序盤から互いに一歩も引かずに得点を取り合うも、常に京都精華が一歩リード。しかし、第 4 クォーター終盤に八王子一が追いつくと、試合は延長戦に。ここで八王子一の #4 森がエースの貫禄を見せ、連続得点。68 – 65 で大激戦に幕を下ろした。

(写真は男子・吉備 / 女子・八王子&京都精華)

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